2017年4月8日
TRACERの前後タイヤの交換をしました。

今まではオフ車でチューブタイヤだったので、タイヤを単体で購入し、
タイヤレバーを使って自分で交換していたのですが、今の愛機のTRACERはチューブレスタイヤ。
チューブレスはビード落としから面倒なので、素直にショップにお願いすることにしました。

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(タイヤ交換直後の距離メーター)

現在の走行距離は約14,500キロ。

14,500キロ走った純正のタイヤはというと。。。

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フロント
一見まだ問題ないように見えますが。。。

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スリップサインまで、あと1ミリというところでしょうか。
ゴムもかなり硬化しているように感じました。
某G+で同車に乗ってる方も言ってましたが、フロントの純正タイヤは、
妙に硬化劣化が激しいような気がします。
その方は、固くなって雨の日に滑る。と行ってました。

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リアタイヤ
こちらは完全に限界を迎えております。

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ハイグリップ系のタイヤだと思うのですが、その割には距離が延びましたね。
というか、延ばし延ばし使ってたというか。。。
まあ、限界ですね。


モーターサイクルショーの記事で書きましたが、春先から次のタイヤの選定を悩んでおりました。

で、結局下のタイヤに決めました。
テクニタップ20170408
王道、ミシュランのパイロット・ロード4です。
上の120/70+180/55 42,000円(工賃込)セットにしました。

お店は、関東エリアならココしかないでしょ、という「テクニタップ」
仲間もここを利用していて評判も良いし、何と言っても安い!のでここにしました。

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というわけで、4月8日の15時に交換の予約をして、それに合わせて出発です。
まあ、都内に向かう道なので流れはぼちぼちです。

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テクニタップのある環七に来ました。

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おお!ここだ。

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前述の通り、タイヤ交換をお店に出すのって十数年振りです。
そのお店がなかなか決まらなかった、というのもタイヤ交換を渋ってた理由のひとつです。

BlogPaint
お店の前でブログ用の写真を撮っていたら、すぐにお店の人が出てきて、
バイクを中に仕舞ってくれました。
都内だと、バイクの駐禁もうるさいからでしょうね。

14:30と予定より早かったのですが、早速作業を開始してくれることに。
市場規模が大幅に縮小している2輪業界ですので、昔と比べてヒマなんでしょうね・・・・

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まあ、さすがにプロが行うと、タイヤ外す工程ひとつとっても早いですよね。
当たり前の光景なのでしょうけど、自分整備ばっかりだった私にとっては、目から鱗でした。
上からバイク本体を吊るしてるから、フロントタイヤ外した時、
フォークの下にビールケース置かないでも良いんだね!
こりゃあ楽だー、って、そんな事に感動してました。

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店内には既に「私の」パイロット・ロード4が準備されておりました。

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あまり見ることのない、タイヤの内側。
写真を撮り忘れましたが、純正のタイヤの裏はコレとは違い、斜めに線が入ってました。
形状による違いが何かあるのかな?

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外されたリアタイヤ。
中心が平らになっており、その両側のR部もほぼRがなくなり直線形状で、
完全な台形形状になってますね。

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バランスもとってくれます。
ここで、色々とタイヤ交換の話をしました。

2輪の場合は、当たり前ですが前後の2輪しかないので、バランスに関しては、
せいぜい上下方向の微弱な振動が出る程度で、ハンドルの左右取られが起きる四輪と比べて、
それほどシビアに考えなくても良い、との事でした。(あくまで、日本の高速道路の法定速度での話)

また、私の自慢のリアの泥除けについて
「重たいので、また固定している支点に対して、力点となるカバーまでの距離を考えると
 その重量+てこの原理が発生するので、リヤサスへの負担が大きいと思うから、その点で見て、
 外したほうが良いと思います。確実に乗り心地にも影響してると思います」

と、完全にダメ出しされました。。。。('A`|||)
まあ、外しませんけどね。




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バランスもとってもらって、組付けも完了!
おお!タイヤが新しいと新車みたいだ!(←単純 (*´∀`)

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30分程度で作業終了しました!
さすが!早いですね。

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フロント

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リア

まあ、正直フロントのパターンはダサいけど、リアはかっこいいかな、と思います。

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オマケですが、冬はほとんどメンテせず+砂埃を払う水掛けの影響でチェーンはサビサビです。
春のGWツーリングの前にメンテナンスしないとね。


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帰りは、スリップしないように滅多に使わない「Bモード」で走ります。


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倒し込みも気を使いながら、ゆっくりと帰ります。

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途中で買い物をしたりして、晩御飯を買って帰る頃には真っ暗になってしまいました。
このお弁当の積載の仕方が素敵でしょ?w


さて、タイヤを交換した実感としては・・・


・乗り心地が優しくなった。
路面の段差を乗り上げる時のショックが柔らかくなり、乗りやすくなりました。
いや、こんなに違うものかと思うくらいです。
それでいてタイヤのコシが弱い、とかそういうワケではなく、
この後書く予定ですが、GWに峠を走ってもしっかりグリップしてくれて、
というか、アスファルトとの摩耗痕がそれなりの溶け方で着いていたので、(下の写真)
コシやグリップにも問題ない、良いタイヤだと思います。
気に入ってます。

後は、耐久距離ですね。
GWで2000キロ程走ったのですが、その状態から推測すると、
耐久は10,000キロ位が目安っぽいかなという感じを受けました。

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フルパニア満載で龍神スカイラインを走った後。
ハイグリップタイヤ程ではありませんが、それなりの溶け方・摩耗痕だと思います。
まあ、私のテクニックで走った上で、なおかつバイクもキャンプ道具満載で、という前提ですが。



・バランス調整の効果はしっかり体験できました。
これは、パイロット・ロードは関係ありませんが
実はTRACERの純正のタイヤって、新車時にバランスウエイトついてないんですよ。
それは何故なのか、この交換後に疑問でした。
メーカーでウエイトが不要になるようなバランス調整してから、組み付けている訳では無いでしょう。

私のTRACERはパニアを付けない状態だと、手放ししてもハンドルはブレませんでしたが、
サイドパニアをつけて手を放すと、すぐにかなりの振れが出ておりました。
タイヤ交換後には、パニアを積載した状態で手を放した際のハンドルの振れが激減しました。
やっぱり、純正のタイヤは単にバランスをとっていなかったんですね。
ただし、振れは完全には無くなりはしませんでした。
これは実は、前輪のウエイトはすぐに剥がれてしまったので、その影響もあるかもしれません。
摩耗した状態でバランス取っても無駄かと思うので、再度付けようとは思いませんけど、
もし再度前輪にウエイトを取り付けたら、もう少し振れは改善できるのかも知れません。

逆に、普通に走るだけならバランス調整は重要ではない、というテクニタップの意見は
メーカーの純正のタイヤの取り付けからも裏付けられるような気がします。
いや、でも調整した方が良いんですけどね。
でも、その影響度は普通のツーリングユースなら、私のような過積載をしてやっと解ってくる程度、
ということなんでしょうね。
サイドパニアを取り付けると横方向の振れに弱くなるので、余計振れが出やすいのだとも思いますし。



このタイヤは来年に来る車検まで持つかなー、持たせたいなー。

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パイロット・ロード「2」なら、だいぶお値打ち感がありますね。
3と比べてライフの面で評判良かったように思いますが、さすがに古いかな・・・
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ちなみに、私くらいの過積載ライダーでも、TRACERの場合には、
高重量タイプのGTグレードまでは必要無いそうです。
逆に、タイヤはある程度潰れないとその性能を発揮しないそうでなので、
軽いバイクに高重量タイプのタイヤは、その潰れが想定値以下になるので
タイヤの性能を引き出せないため、お勧めしない、とのことです。
(モーターサイクルショーでの、各メーカーの話より)